※本動画をYou Tube他動画サイトへの転載を禁じます。
曲はじん(自然の敵P)様の『カゲロウデイズ』【http://www.nicovideo.jp/watch/sm15751190】です。
こちらを三線演奏をかぶせ、替え歌にしました。
唄は歌い手:ガジュマルさん【http://www.nicovideo.jp/user/22492993】、
イラストは侑歩さん【http://www.pixiv.net/member.php?id=81897】、
エンコードはてんじさん【http://com.nicovideo.jp/community/co304274】です。
イケボなガジュマルさんとコラボできて嬉しいです(´ω`*)
※画像は低画質版です
今回の動画のテーマは『沖縄から見た沖縄戦』です。
戦争関係の動画となりますので、タグは『政治』カテです。
僕は政治も戦争も専門ではないので、素人考えになりますが、得意分野の沖縄目線を中心に添えてみました。
だからこそ色々なコメントが発生すると思います。
特に唄、イラストに注目が集まると思いますが、ガジュマルさん、侑歩さんには上記のことを熟考していただいた上での合作となりました。
この動画を投稿する意義は、ニコニコ動画視聴者にも沖縄戦・基地問題に関心を持って欲しいという点です。
様々な視点からの色々な意見があると思います。それで喧々諤々の論争になることはむしろ僕は喜ばしいと思っていて、一番怖いと思うことは『無関心』です。
沖縄県と縁遠い人からしたら興味を持つことを恐れている節があるのではないか、と思ってまして、それでも沖縄県は同じ日本なのだから関心を持ってほしいと思うわけです。
ただし、それは自分の是か非かを振りかざすのではなく、自分からの視点を主張し、それでいて他人からの視点を勉強することがベストだと思います。
※注意
動画の内容はすべてフィクションです
本動画をYouTube等の他動画サイトへの転載を禁止します
【替え歌歌詞】
8月15日の午後12時半くらいのこと
ティーダクヮンクヮン (ティーダクヮンクヮン:天気がいい)
石川(イシチャ)村ぬ汝(ィヤー)と共に屋嘉村の収容所の中
慣れぬ大和言葉(ヤマトゥグチ)に耳をそばだててた (大和言葉:標準日本語)
「忍ヒ難キヲ忍ヒ」箱の向こうから
君はうやうやしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫小(マヤグヮー)
大和人達(やまとぅんちゅたー)が 飛びかかっていった
浜に 鳴り響く警報機
バッと通ったトラックからアミリカぬ銃口 鳴き叫ぶ (アミリカ:アメリカのこと)
血飛沫の色、海の香りと混ざり合ってむせ返った
嘘みたいな 陽炎 (かげろう)が「ゆくさーあらん」って 嗤 (わら)ってる
我達(わした)此(くぬ)島暴れ狂うようなサンサナー達(ター)に全て くらんだ
目を覚ました真南風(まはい)の音が鳴り響く長屋で
今何時(なんどき)?
3月26日の子の刻と群星(ムリブシ)が告げる
やけに煩いサンサナー覚えていた
しがよぉ、少し不思議やさ。
我達(ワシタ)此(クヌ)島が焼けてしまう夢を思い出した
「なー今日(チュー)や帰(ケー)ら」汝(ィヤー)に告げた時
周りの人は皆サトウキビ畑に身を投げた
落下してきた弾幕が汝(ィヤー)を貫いて降り注ぐ
劈 (つんざ)く悲鳴とエンジンの音がウージの隙間で空廻り (ウージ:サトウキビ)
宙に漂う陽炎が「夢(イミ)やあらん」って嗤ってる
眩む視界に汝(ィヤー)の横顔、笑っているような気がした
何度も世界の片隅で陽炎が嗤って奪い去る。
繰り返して何十年。もうとっくに気が付いてんだろ。
こんなよくある話ならオバーからいつも聞かされてた
繰り返した夏の日の向こう。
落下してきたオスプリが那覇(ナーファ)ぬガジュマル木(ギ)にぶち当たる
血飛沫の色、爆発の音、軋むビル街に乱反射して
見覚えある陽炎が「あきさみよー」って嗤ってら (あきさみよー:あららという感嘆)
実によく在る島の出来事。
そんな何かがここで続いてく。
目を覚ました6月23日の藁の上 少女はただ
「またダメやったさ」と一人猫(マヤー)を抱きかかえてた
【替え歌歌詞注釈】
主人公は沖縄人のこと
少女・オバーは琉球のこと
主人公は少女に身を呈して守られた。しかしその後少女の存在を忘れてしまう。
陽炎は戦禍のこと
猫(マヤー)は島の自然のこと
サンサナー:蝉。日本人とアメリカ兵隊の二種類の煩い声
君(きみ)は昭和天皇
8月15日:玉音放送の日(終戦記念日)
3月26日:米兵上陸の日
6月23日:沖縄慰霊の日(沖縄戦終結の日)
オスプリ:垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ
私は非沖縄県民でありながら沖縄人の血を引いていて、親戚が多く沖縄に住んでいます。
年に5回ほど沖縄へ赴き、沖縄在住の皆さんから色々なお話を聞いています。
その中で、去年3月に沖縄へ居たときにあるおじいさんから聞いた話が大変印象的でした。
おじいさん曰く
「内地では戦争は過去のものになったかもしれませんが、沖縄では今現在もなお戦争が続いています」
もちろん条約上は戦争は締結していますが、現実生活は常に戦争と隣り合わせだということだと思います。
このことを聞いて、いつかニコニコ動画的なテーマで沖縄と戦争をモチーフとした動画を投稿し、
ニコニコ視聴者にこのことを伝えられたらいいなと思っていました。
私が沖縄の音楽をやっている身であるということもあり、沖縄の平和は大事なものと思っています。
沖縄を代表する楽器、三線(沖縄三味線のこと)を使った動画にもしたいと思っていました。
その矢先、オスプレイの普天間配備を日本政府が公表しました。
オスプレイ配備に関しても色々な意見があると思います。ただ、やはり一番よくないのは無関心であることだと思いました。
いまだ多くの人がオスプレイに関して意見を持つことを恐怖していると思います。それでも私は是か非かを考えてほしいのです。
最後にちょっとだけ、僕の考えをお話したいと思います。
沖縄から見る沖縄戦問題は、普天間基地移設問題、高江ヘリパッド問題、オスプレイ配備問題のように単純に分化できません。
生活、環境、司法、経済、文化、歴史、教育、医療、国際関係、様々な要素が複雑に絡み合っています。
国民主権を謳う国家で、地元の人間の声がかき消されている現状があります。
民主主義は多数決主義ではありません。多くの国民のために一部の国民を犠牲にする発想は前時代的なものと思います。
もちろん、これらを解決することは一国の首脳をもってしても困難を極めます。しかしながら、だからといって国民が何も関心を持たないのは怖いことです。
内地の三線奏者として思うのは、外患に煩わされながらでは沖縄の音楽が真価を発揮できないものに見えます。
政治的に抑えられてる現状では、沖縄の音楽も(こんなにも素晴らしいのに)抑圧されているのでは、と疑心暗鬼です。
沖縄人(ウチナーンチュ)のアイデンティティの一つである沖縄の音楽をよりよくするためにはどうしたらよいか、と陽炎の中をさまよう毎日です。
替え歌の内容に関しては、すべて僕の妄想でありフィクションです。一つの創作物として観賞していただけたら幸いです。続きを読む
2012年08月10日
2011年09月07日
CDが発売されていました。
SMART@MUSICさんから、「ゆるうた」に収録された、
5. 明日がくるなら
6. 会いたかった
10. いちごいちえ
の三曲の三線演奏及びアレンジを担当しました。よかったら買ってね!僕にはお金入ってこないけどね!
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%86%E3%82%8B%E3%81%86%E3%81%9F-V/dp/B004X33034
そんなわけで、三線を弾く仕事の依頼を待っています!!是非僕に三線演奏の仕事を下さい!!
ラベル:三線

